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社員インタビュー 本店営業第一部 N.K.

社員インタビュー

なぜそうなるか、を考え続ける仕事 本店営業第一部
N.K.

N.K

N.K. 法学部卒業後、2017年に入社し、本店営業第一部にて住宅ローン営業に従事する。

成長も、成功も自分次第

小学校から大学までずっと野球を続けてきました。野球から学んだことは、練習してもすぐに成果に結びつかないということです。打者という観点では3割打てれば優秀という競技なので、失敗の方が多い。その失敗と向き合い、打ち方を試行錯誤し、繰り返し練習しながら成功の確率を上げていく。繰り返した分だけ自分の確かな成長につながっていく。私はそのプロセスに野球の醍醐味を感じていました。

当社に興味を持ったきっかけは、融資にあたって独特な審査を行っているということです。フォーマット化された仕組みで判断される融資ではなく、お客さま一人ひとりとの対話を大切にし、お客さまの状況に応じて判断される融資であることに魅力を感じました。自分自身で考え成功に近づいていく過程は、野球の成長プロセスに通じるところもあり、私が当社にエントリーする大きな要素となりました。その後の選考プロセスの中で、自分次第で融資が実行・不実行にもなる決して楽な仕事ではないということを理解しつつも、この会社でしかできない価値ある仕事で自らを成長させたいという思いが強くなり、入社を決意しました。

お客さまと出会うたびに、発見がある

新卒採用の一期生として入社した私は、配属先の先輩方の優秀な仕事振りに圧倒されました。知識不足や焦りで仕事に時間がかかることも多く、OJTの先輩に「自分から勉強していかないと上の人には追いつかないよ。」と言われたことを今でも覚えています。その後は、知らなかったら調べる、ということに繰り返し取り組み、自分が作成した稟議書の修正の数が日に日に減っていきました。そういった成功体験もあり、わからないことがあったらノートに記録して自分の中で理解するまで調べ考えるという一連の流れが、今では習慣となっています。

私が扱っている商品は住宅ローンとアパートローンです。この仕事の面白みは、お客さまが十人十色ということです。お客さまが携わっている仕事のビジネスモデルはどうなっているのか、利益をどう出しているのか、大事にしている価値観は何か、など直接お客さまと向き合わないと分からないことが、自らの視野の拡がりにつながっています。お客さまと出会うたびに一人ひとりのストーリーがあり、発見があることがこの仕事の醍醐味ですね。

違和感に気づき、向き合うこと

OJTの方に言われた言葉で、私が今でも大切にしていることがあります。
「違和感に気づけないとこの仕事はできるようにならないよ。そのためにはなぜそうなっているのか、を常に考えて仕事すること。」
その「違和感」に気づき向き合う力こそが、今の自分の成長につながっていると思います。

「違和感」に気づくためには、お客さまの情報を世間の常識や他の物差しと比較する必要があり、その基盤となる多くの知識や経験が求められます。「違和感」に向き合うためには、なぜそうなるのかを考える癖と本質を見極めるセンスや粘り強さが求められると思います。また「違和感」に気づくことでお客さまのいいところや、融資にあたっての大きなリスクを見つけることもあります。

社歴が長くなるにつれ「違和感」に気づき考えを深められるケースが増え、自身の成長を実感しています。ただ、私のレベルは高校野球に例えるならまだ地区大会の3回戦くらいで、甲子園はまだまだ遠い。気づく感度を高めるために、立ち止まらずに知識を獲得し、経験を積み重ね、考え続けたいと思います。